警察官採用試験にまつわるウソ1

コネがなければ合格しない?


警察官採用試験に連続して不合格し続けますと、こういう風に考えたくなるのも無理はありません。


かつての私もそうでした・・・両親はもちろん、親戚に警察関係者などまったくいませんでしたから。


しかし、冷静に考えてみればそんなわけないことぐらいは分かると思います。警察官を目指しているだけの能力のあるあなたですから。


確かに、コネ(縁故)があれば合格・採用されやすい事実はあります。ですが、全員がコネで合格しているわけではありません。


万が一、合格者10名の内、5人がコネで採用されていたとしても、あなたは残りの5人の中に入ればいいだけの話です。厳しい話になりますが、コネがなくても合格・採用されて警察官になっている人がいる以上、合格しないのは明らかな除外事由がない場合、自分に問題があると思った方が良いでしょう。


コネには大きく分けて2つあると言えます。 

1つ目は、あなたの両親や親戚に警察官がいる場合。


2つ目は、上記以外によるもの。

コネはコネクション(connection)の省略語です。つまり、警察官になるためのつながりを自分で作り出すことは可能なのです。もし、あなたの親戚などに警察官がいなくて、「コネがないからどうせ受からない・・・」などと嘆いているとしたら、1つお聞きします。 


「警察本部の採用担当者あてに、手紙を書いたり電話をしたことがありますか?」 


まずないでしょう。ここであなたには選択肢があります。

・試験合格にはコネしかない!と考えてコネ作りに全力を尽くす

・合格はコネじゃない!と考えて、自分自身を成長させる努力をする 


あなたならばどちらを選択しますか?

警察官になりたいと思い、私は警察官になりました。私は「直観」でなると決めて、なぜか1次試験に受かればなれると信じて疑いませんでした。まさか3度も落ちるとは思っていませんでしたが(笑)


警察官になる方法は、1つだけではありません。全国に20数万人の警察官が現職として勤務している現在、時代背景はありますが、人数分の合格の仕方があるのです。


ただ1つだけ言えるのは、家でじ~っと座っているだけでは何もできないということです。もちろんコネなどできるはずもありません。


今、自分ができることを周囲の人たちの意見などに流されることなくやっていくことがとても大切です。


あなたに伝えたいのは、あなたの人生の主人公は、昔も今もこれからも


あなたしかいない!


ということです。


不合格ばかり続く人は、噂をたてる側にまわりがち・・・


そんな暇があるのならばやるべきことがあるのでは?


たとえば元警察官の話を聞きに行くとか。





【警察官採用試験のホント★1】

コネだけで合格できるほど甘くはない!が、コネがないと合格できないわけではない。合格の仕方は警察官の数だけある!

警察官採用試験にまつわるウソ2


ガタイが良くなければ合格しない?


「警察官ってやっぱりガタイが良くないとなれないんですか?」 


よく聞かれる質問です。私は身長こそ179センチありますが、体重は65キロしかありません。健康診断ではいつも「やせ気味」と記載されていました。


もちろん、交番に慎重190センチ、体重120キロで筋骨隆々の警察官が全国にいてくれればそれは心強いと思いますよね。ガタイが良ければそれは良いにこしたことはないでしょう。


しかし、
採用基準枠を満たしているならばそれでOKなのです。あなたにはあなたにしかない才能や技術を持っているのですから、それを警察官として発揮し、地域住民の平和・安全の秩序と維持に貢献すれば良いのです。



ガタイに自信がなければそこで勝負を挑まなければ良いだけの話です。



特に警察官は、職務上武道経験者やスポーツ成績優秀者もかなりいる職場です。私も柔道全日本選手権に出場した選手と訓練をしたことがありますが、はっきりいって勝てる相手ではありません・・


あなたは地上最速の動物を知っていますか?時速110キロで走ることができる動物を。


そうですね、チーターです。       


では、チーターと亀ではどちらが速いですか? 



「チーターに決まっているだろ。」



と思いますよね、普通は。でもそう思うのは「陸上」でという条件付きの場合。


「水中」という条件に変更したらどうでしょう?相当の短距離ではない限り、亀が勝つのではないでしょうか?



つまり、あなたがチーターならば、陸上で、亀ならば水中で勝負すれば良いということです。



今までほとんど運動経験がないけど、どうしても警察官になりたい!と思ったのであれば、毎日ウェイトリフティングをするのではなく、自分はいったいどういった長所があって、警察官として社会に貢献できるのだろう?と自分を見つめる時間をとっていただきたいのです。(運動はしないよりした方がいいですが・・・)



採用担当者もバカではありません。



あなたが付け焼刃的に体を鍛えたところで、一瞬にして見破ります。(かくいうわたしも体格検査の2次試験に何度も立ち会っていますが、言葉ではなく、体がモノを言っていますので)


あなたが自分自身と向き合う時間を取ることは、今後の人生でも必ず役立ちます。自分を見つめることは時として辛い事もあります。しかし、あなたが不合格になるのはガタイが良くないからではないのです。


欠点があるのが不合格の原因なのではなく、欠点を欠点だと思いこんで落ち込んでしまっている状態を続けていること自体が不合格という結果を生み出すのです。


欠点のない人間などいません。ガタイの良い人間ばかりではありません。どうあがいても変えられないものに焦点をあてるのではなく、自分で変えることができるところは努力してみる、そういった心構えが合格へとつながるのです。










【警察官採用試験のホント★2】


ガタイが良いだけで警察官になれるわけではない!欠点に焦点を当てるのではなく、欠点を欠点と思ってしまうその考え方を変えて何事にもチャレンジしよう!

警察官採用試験にまつわるウソ3


有名高校・有名大学出身でなければ合格しない?



「私は大学時代化学専攻で、法律はまったく勉強していないのですが、警察官になれますか?」


「私は、普通科の高校しか卒業していないのですが、警察官になれますか?」 



関係ありません。


女性警察官の出身大学などは、主要都市を管内に受け持つ警察ですとやや知名度の高い所が多い傾向はあるようです。しかし、それは大学名で合格になったわけではありません。





「自分は有名校の出身でないのでダメに違いない・・・」という
誤った考えが不合格への道とつながっているのです。私の出身大学は、日本大学です。石を投げれば日大生に当たる!と言われるくらいの学生数、学部数を誇る偏差値的には突き抜けたものはないごく普通の大学です。


でも、警察官にはなれました。高学歴で頭の回転が遅い人よりも、学歴はなくても元気で頭の回転が早い人の方が合格するのです。あなたが採用担当者でも同じように考えませんか?


文系・理系も関係ありません。理系の者がなれないとすると、非常に偏った警察官集団になってしまうかも知れません。


高校・専門卒も同様です。自分の学歴を今さら気にしたって仕方ないですよね。今出来ることに集中しましょう。それでも気になる人は、学歴がなくて合格した人を探してみてください。気にしながらですと、見つからないとおもいますが・・・


あなたの人生は、あなたが考えたとおりになります。



あなたが警察官になれない理由を探すのではなく、なれる理由、なるという意気込みを自分の内側に探しに行きましょう。




【警察官採用試験のホント★3】

学歴は合格とは何の関係もない。自分が警察官になれない理由を探すのではなく、なれる理由を見つける天才になろう!

警察官採用試験にまつわるウソ4


地元出身者しか地方の警察では合格しない?




「私は地元の出身ではないので、地方の警察で合格できませんよね?」 


このように考えている警察官志望者も多いようです。確かに私が勤務していた神奈川でも、県内出身者の割合は高かったです。しかし、そんな表面的な部分だけをとらえて、自分は合格しないと決めつけてしまっていませんか?


地方採用担当としては、「地元出身者ばかりではなく、他県からの者を採用したい」という考えもあるはずです。実際のところ、地元有利なのは揺るがないとは思いますが、それは地元出身者の方が土地勘もあり、愛着心も強いからでしょう。


あなたが地元出身者でないから合格しないのではありません。


あなた自身の、その地方に対する愛着のなさが不合格の原因になっているのです。つまり、あなたの努力不足です。地元出身者を上回るだけの思いを語れる熱意があれば、合格するでしょう。


県庁所在地は?県知事・市長の名前は?出身有名人の名前、県の花は?


調べることはいくらでもあります。今は昔と違って、インターネットという強力なツールもあるのです。にもかかわらず何もしていないのであれば、不合格を望んでいるようなものです。


「私は地元出身ではありませんが、ここで結婚相手も見つけるつもりです。土地勘は合格してから必ず身に付けます!」 

と面接で言える状況を自ら作り出せるだけの情熱を持っているのか?ということです。逆の視点から言えば、地元や縁故知では知らず知らずのうちに自分に甘えが出てしまう傾向がありますが、地方ほど自分をアピールすることが出来るとも言えるでしょう。



何もしないで不平・不満を言っている人はたくさんいます。もしあなたが何かしらの行動を起こすたびに、合格へと近づいているとしたら、あなたは何をしますか?




【警察官採用試験のホント★4】


地元出身者ではなくても、地方の警察官採用試験合格は可能である。地元出身者を上回る情熱を持って研究しよう!

警察官採用試験にまつわるウソ5


学生時代に運動部に入っていないと合格できない?


「学生時代に運動部に入っていた方が有利ですよね?」


はっきりしておきましょう。あなたが例え写真部だろうが、アナウンス同好会だろうが、関係ありません。そして、


あなたの過去は変えられません!


もし、運動部に入っていた方が断然有利です。と言われたら、あきらめるのですか?もちろん警察官は柔道・剣道を行いますので、特に柔道部・剣道部で経験者は警察官になった後も有利な面は多々あります。


「だからどうした?」


このフレーズ、覚えておきましょう♪あなたには関係ありません。武道しかできない中途半端な人間より、マンガについては超詳しいごく普通の体力の持ち主の方が、新しい風を組織にもたらしてくれるかも知れません。


「運動部ではなかったの?」


「はい。」


それだけの会話です。
面接では相手が聞いた事に対してあなたは答えれば良いだけです。わざわざいかに自分が運動音痴で警察官に向いていないのかをアピールしたいのであれば話は別ですが。


それよりも、
「警察官になって自分はこうしたい!」とか「こんな思いで警察官を目指しています!」という気持ちを伝えられる者が合格するのです。



警察官採用試験では、あなたのスポーツ経験や大会成績を聞くことがあります。私も必死で自分の競泳の成績を書きました。



・横浜市●●区大会優勝

・ジュニアオリンピック予選落ち・・・



この程度の競泳選手レベルでしたが、合格しました。警察学校での水泳大会では種目別で優勝はしましたけど。


受験者すべてに世界レベルの成績など求めていません。あるに越したことはないのですが、嘘をついてまで書く必要もありません。過去があるから今の自分があることを思い出し、今出来ることに全力を尽くしましょう。



【警察官採用試験のホント★5】

学生時代に運動部に所属していなくても合格はできる。過去の自分を受け入れて、今できることに全力を尽くそう!

警察官採用試験にまつわるウソ6


英語が話せるとそれだけで合格できる?



「英語が話せるとそれだけで合格すると聞いたのですが・・・」 



確かに、犯罪も高速化、広域化、国際化とグローバルになりつつある昨今の警察事情からしても語学に堪能な警察官が1人でも多く採用されることは組織として望ましいことです。



ただし、島国日本ではそれほど英語の重要度が高くないのも現実です。



国際的な見地からしますと非常に弱い立場にもなるのでしょう。が、まだまだ流暢に英語を話せる日本人は少ないと言えます。片言は話せてもはずかしがって話さない日本人が多いと言えるのかもしれません。


あなたがなろうとしているのは、日本の警察官です。あくまでも日本語を母国語として職務を執行するだけの能力が必須条件なのです。


それこそ、中途半端な英語を話そうと努力するならば、報告書をスラスラと作成する能力を磨いた方が十分現場で使えます。



概して日本人は「英語」に弱いです・・・私もそうですが。相手が白人で「ニホンゴワッカリマセ~ン・・」などと両手を広げるポーズを見るだけで、相手が日本語を話していることすら忘れてしまうくらい精神的に弱いのです。



その点、ベテランは強いです。



「ここは日本だ!あ?英語なんて話してんじゃね~よ!日本だから日本語なんだよ!」



これくらいの度胸があれば、言葉の壁なんてある程度は超越してしまいます。 



これも個性です。あなたにはあなたの個性が必ずあります。「新しい技術を身につければ合格できるに違いない!」と考えるのではなく、あなたの中に眠っている隠れたパワーを呼び起こすことに力を注ぐべきなのです。



今のままのあなたでも、警察官になれるのです。




【警察官採用試験のホント★6】

英語が話せるだけで合格できるわけではない。新しい技術を身につけようとするのではなく、今のあなたの中にある潜在的パワーを呼び起こして合格を勝ち取ろう!

警察官採用試験にまつわるウソ7


警察組織が求める人材になれば合格できる?



「今年の警察官は、厳しく犯罪を取り締まることのできる人材が欲しいですね」


と募集要項に記載してありますと、それに沿った人物になればいいんだ!と短絡的に考える人が多いようです。


確かに相手の望むモノに合わせて自分を変えていれば、合格の可能性は高まることでしょう。ただし、あなたと同じ考えの人が少なければ・・・


結局、相手の求めている人材になろうとしてその他大勢の受験者の中に自ら飛び込んでいってしまっていることに気づきましょう。その他大勢の中ではあなたという個性がでないばかりではなく、合格することも厳しいでしょう。


戦略的に考えるならば、
あえて求めている人材にならない=気にしない 方が合格には近付くと言えるでしょう。


なぜか?


採用する側は、似たような人間の集合体を作り上げたいわけではないのです。バラエティーに富んだ人材を確保したいのです。はっきり言いますと、面接などでは皆さん、似たような答えしか言わないのです。そう専門学校や、先輩などから聞いているからなのでしょうが、まったく個性がないのです。

周囲の人間がどう見ても体育会系であって、自分はそうではない場合、文科系の良さを積極的にアピールすることで道は開けるのです。わざわざ自分を曲げてまで試験にのぞむことはないということです。



ただし、求める人材にならなければ合格するわけではありませんので注意してください・・・




【警察官採用試験のホント★7】

採用担当者の求めている人材に惑わされすぎるな。自分を曲げてまで警察官になる必要はない!